「亥の子(いのこ)餅」、始めました
2024-10-19
・亥の子(いのこ)餅・
栗や黒ゴマの入った求肥餅(ぎゅうひもち)の中に半小豆あん(白あんと黒あんを半々に
練り上げたあん)が入っています。上からきな粉を振りかけました。
一個 250 円(税込)
消費期限 お買い上げ日の翌日です。
―― 無病息災、子孫繁栄、亥の子餅のお話 ――
亥の子・・・猪(いのしし)の子供、うりぼう
宮中では旧暦10(亥)月初めの亥の日、亥の子の祝いで「亥の子餅」を食べ、
無病息災、子孫繁栄を祈願していました。
その宮中行事が庶民生活に浸透し、亥の子祝いの日に人々は亥の子餅を食しました。
庶民生活での亥の子祝いとは、田の神を迎え送る農神去来の思想に基づく収穫儀礼です。
この日に田の神が去っていくと信じられ、神棚に亥の子餅を供え、その餅を食せば
万病を除き、子孫が繁栄するといわれています。
亥の日に餅を食べる風習は、中国の古書に見え、日本でも平安時代から貴族間で餅を
贈答していました。
「 命婦より牡丹餅たばす亥の子かな 」 与謝蕪村
命婦=宮中官人の妻 たばす=くださる
←「「 つきたて切り餅 」店頭にて好評発売中!」前の記事へ